金寄泰衍の風水雑記

お酒をお神酒に変える

　ある神社で、御神酒をお供えする必要がでてきました。
私は、ある理由から御神酒をお供えすることを避けてきました。

　今回はどうしても御神酒をお供えしなければなりませんが、手元にお酒はありません。
そこで、左手にお酒を観想し、甘露酒に変えるご真言を唱えてからお供えしました。
　(詳細はお伝えできませんが、効果がありました)

　ここから分かったことは、お酒を御神酒に変えてからお供えする、ということです。
買ってきたお酒をそのままお供えしても、望むような事を得るのは難しいのではないか、と思います。

　私は真言を唱えましたが、神道には普通のお酒を御神酒に変える祝詞などがあるのではないか、と考えます。

　普通の人がお酒を御神酒に変える方法については、先月の元氣力アップセミナーでお伝えしました。
この方法は難しいので、ブログでお伝えすることはできません。
ご了承願います。

　この方法を知らなくても、お供えされる人の気持ちが大事だと考えます。
我欲、小欲にとらわれてお供えするのではなく、自然への感謝のお気持ちと、神道のムスヒの心でお供えされるのが良いのではないかと、私は考えます。
　

病気と風水

　転居したり、新築の家に住んでから体調が悪くなった、という話を耳にする事があります。

　原因は大きく三つあると考えます。
一つ目は、本人が持つ病因による発病。
二つ目が、風水が原因による発病。
三つ目は環境要因による発病(汚染水、汚染空気、電磁波、食事、人間関係、ストレス他)

　ここでは、風水が原因のケースの場合についてお話しをします。

　このケースを数多く観てきましたので、その特徴をまとめますと以下の四つになります。
1、巒頭の氣の乱れが方位に作用し、それが人の生年月日に悪影響を与える
2、室内の氣の状態が病気を誘発する
3、土地や建物に存在する霊的要因によるもの
4、間違い風水から支障が生じる

1のケース。
　マンションに入居後、体調がおかしくなり、脾臓系に障害を起こした。
このケースでは、未方位の氣が乱れており、それが居住者の生日十二支に作用し、脾臓系にダメージを与えていたのです。
　未は脾臓系を表しますので、因果関係がわかりやすい。
未方位の氣の乱れを直すことで症状が改善されました。
未に限らず、このようなケースはとても多いのです。

2のケース
　土地全体の氣が弱かったり、建物内を流れる氣に力が無く、乱れていると、体調不良、睡眠不足、気力不足などの障害が起こり、それが病氣を誘発する事があります。
　このような状態の場合、地氣力を強め、宅内の氣流を生氣、旺氣に満ちたものに変え、氣流を右回りにすれば良いのです。
このケースも1に次いで多いです。

3のケース
　この場合は、身体的な病気や不調も負いますが、精神的なダメージを受ける方が多いようです。
この場合は供養する事で解決できます。
このケースは多くはありません。
特殊なケースです。

4のケース
　一時、宅内に水槽を置くと金運や運気が上がる説が流行り、実践した方々が不調になった事が起こりました。
　私もこの方法を実践しましたが不調を招きました。
また、このケースの後始末にお伺いしたことも多々ありました。
不調の原因は水槽の水にありました。
　水のはたらきを知らずに水槽を設置すると、強力な凶象作用を引き起こします。
　また、家の中央に透明の球体水晶を設置するなど、風水の基本知識がない人が関わるととんでもない事が起こる可能性が大きいのです。

　1と2のケースに関しては、時空と人を十干十二支の組み合わせで読み解くと因果関係が明らかになり、原因を特定しやすい。
九星だけでは因果関係を深く読み解くことはできません。

　3のケースには時空と人の因果関係がないので、読み解くことは難しい。

　4のケースは、間違った方法を取り除き、全体を整える事で凶作用を消す事ができます。

　風水は人の生命や財産に関わる技法ですから、検証力が必要と考えます。

消滅ではなく消長では？

　陰陽五行には、事象の生成消滅の仕組みがあります。

風水鑑定を始めてから30年経ちますが、その間ずっと生成消滅という言葉を使ってきました。

実際に生成消滅現象を観たり感じると消滅でなく、新たな事象の変化、または変容していくことに気づきます。

セミナーでは消滅ではなく、変化・変容と言う言葉に置き変えていますが、もっと適切な言葉がないかと探していました。

数日前、ふと「消長」という言葉が頭に浮かび、意味を調べると私が観じている意味に近いものがあります。

ソシュール、デュシャン、バルトリハリ、ウパニシャッドなどなど、言語と事象の関係を読み解く思想や哲学、芸術がありますが、私が鑑定を通して知り得た世界を言語化するのは難しいと、つくづく思います。

8月元氣力アップセミナーの内容変更

8月の元氣力アップセミナーの内容にありました風水のつながり方を割愛いたします。
風水のつながり方は、9月の元氣力アップセミナーで詳しくお伝えします。

8月セミナーの資料を作成している中で、内容が膨らみ過ぎ、風水関連を割愛せざるを得なくなりました。
その分、風水のつながり方の内容を深くお伝えします。
ご期待ください。

8月セミナーの内容をお伝えしておきます。
1、流れとは？
2、事象とは？
3、在り方によって事象とのつながりが変わる
4、負の命理を正の命理に変換は可能か？
5、因縁・業・精神・意識・思考・行動を変えることは可能か？
6、神仏とのつながり
7、万象は第六秩序から生じる
8、人はどのように事象とつながるのか？
9、自らの発生・伝達・現象の軸を整える

三次元は多次元

　　6月、元氣力アップセミナーに毎回参加されているオリトン研究所所長(建築設計士)から驚愕の写真が送られてきました。
それは、針金で作った立方体の中にもう一つの立方体が見える写真でした。

　この写真が表しているのは、数学の四次元立方体！
私は、物理や数学の高次元幾何学書でイラストで見たことはありますが、それが実際に存在することを知り、驚きました。

　ここから、立方体の六面に同じ圧力が加わると、中にもう一つの立方体ができる。
そして、その中にもう一つの立方体ができると考えました。

　それまで立方体の二重構造は考えていましたが、三重構造を想定することで、私の考える事象を生み出す秩序の仕組みを解明する事ができます。