日と火の瞑想

11月5日、岡本寺(奈良県明日香)の秋の大祭。午前の一座を本堂で修したあと、午後からのニ座は外で護摩法要。私の席が陽当たりが良く、暑い。護摩の火が勢いを増し、私のところへ向かってきます。私の向かいは日陰。私は日差しと熱過ぎで意識朦朧。護摩法要を終えた後、なぜ私のところに日差しと炎が向かってきたのか、その意味を考えました。日は太陽で、大日如来。これは深く大きな智恵＝智慧を表します火は思いや想い。風は伝達、状況などを表します。火は風で揺らぎますが、日は揺るぎません。自身に智慧を持てば、どのような状況であっても思いや想いが揺るがず、ブレません。風で揺らいでも日の軸が確立しているので心はブレないのです。このことから、ぶれない日と火の瞑想法を考えました。日と火の瞑想法については今月の元氣力アップセミナーや茶論会で詳しくお伝えします。熱過ぎましたが、大きな教えをいただきました。有り難いことです。※写真右手に座っているのが私です。