生育歴

昨日、相談に来られた方を通して生育歴についてあらためて考えさせられました。
成育歴とは成長課程のことです。
特に生後から物心がつく歳までの成長課程で心に傷がつくようなことがあると、それが人格形成に大きな影響を与えることになります。

昨日の女性は私の元に来られて十年ほど経ちますが、なかなか運気が好転しません。
良くなりかけたら何かしら邪魔が入り（ご自身で思い込んでいるだけですが）、事態がうまく運びません。

今まで何度も彼女が抱えている問題を風水・四柱推命・家系・前世などの観点から分析し解決してきました。
もうこれで大丈夫、と思っていたのですが、またトラブル発生です。

これはまだ隠された何かがある、と思い話を聞いていて分かったことが、彼女の生育歴だったのです。
子どもの時に受けた母の過剰なしつけが、彼女のトラウマとなり、自分で自分の人生を抑えてきたのでした。

昨日の相談には彼女の母親も同席されていたので、互いの気持ちを理解されあい、トラウマが徐々に薄れてきました。
これで前向きに歩まれると思います。

風水鑑定後、事態が好転に向かう方と停滞したままの方がおられます。
停滞される方のほとんどが心に原因がありました。
前向きに考えたり行動ができない・何かしら邪魔が入るなど人それぞれです。
その原因のひとつに生育歴があります。

私はカウンセリングを勉強（大学の心理学科を受験したことあり）していたのが、今大きく役立っています。
深い心の問題は占いではかり知ることはできません。
占い師はカウンセラーでもあるべきだと私は思います。